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2004.08.28

ナンバーリクエスト

わしの自宅の電話はナンバーディスプレイに加入しており、電話機も対応機種なので、電話がかかってくると相手の番号が表示されます。

マトモな相手からならほとんど番号が表示されるので、わしは前から「非通知は拒否する契約に変えようよ」と両親に提案していました。

が、そこは田舎。
非通知でかけてくる知り合いも皆無ではないので両親は「ダメ」と言っていました。


そこに今回の事件が起きて、ようやく両親も気が変わったようです。

今日、NTTに「ナンバーリクエスト」を申し込みました。
これで非通知でかけてきた相手には「186をつけてダイアルし直してください」と案内が流れます。
うちにかかる電話はすべて番号が表示されることになります。

また、父のケータイも設定して、同様の状態にしました。
これで自宅電話にも父のケータイにも非通知ではかかってこなくなりました。

早くからこうしておけば良かったですな。


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ただ、NTTはどうしてナンバーディスプレイとかナンバーリクエストでお金取ろうとするんですかねえ。
値段も高いし。

ケータイなんか、無料で番号表示が基本だし、ナンバーリクエストはケータイ自身の機能でできるし。

あとNTTのサービスセンターがダメダメ。
ナンバーリクエストの操作方法を教えてくれた116の方、操作方法ウソ教えるんだもんなあ。2人も。
3人目の方でようやく正しい操作方法がわかりました。
社員教育もなっとらん…。

NTTダメダメです。

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2004.08.27

auの顧客情報が漏洩?

そんなわけでオレオレ詐欺にダマされかけた我が家。

父のケータイは犯人グループによって、勝手に利用一時停止されてしまいました。
父は今日、朝からauショップに行って利用再開を申し込んだそうです。

そこでまた新たな事実が判明しました。

非常に重要な内容です。


わしは利用一時停止って「ケータイ番号」「契約者名」「住所」「生年月日」でできるのかと昨日予想したのですが、実際は違うんだそうです。

auショップ受付嬢およびサービスセンタースタッフの弁によれば、利用一時停止を申し込むには、上記の4項目に加えて、「暗証番号」が必要なんだそうです。

これ、非常に重要なポイントですよ。

auのケータイで暗証番号というと、新規契約の時の契約書に本人が記入する4桁の数字です。
父は自分自身でその番号が何番であるか覚えてませんでした。

詳しく書くと、父のケータイはわしが以前付き合いのあったauの代理店で手配したので、暗証番号だけはわしが決めた数字なのです。
で、わしと、その代理店と、auしか知らない番号なのです。
父が知らないのも当然。
ちなみに1234とかいう単純な数字ではありませんでした。


で、その番号がわからないと、父のケータイを利用一時停止することはできないと、auは言うわけです。
実際、昨日の利用一時停止の際もサービスセンターで確認した記録が残っているそうです。


ということはですよ、犯人グループはどこから父のケータイの暗証番号を知ったというのでしょうか…???

恐ろしい想像をしてしまいますけど、それってauの顧客情報が漏れてる可能性があるって事では…?
それがauからなのか、代理店からなのかはわかりませんが…。


うちにある父のケータイの契約書の控えはわしが保管してます。
父はケータイに暗証番号があることすら知らない状態。
当然番号も知りません。

じゃあ、どこから番号がわかるというのでしょう???

すご~~く怪しいと思います。

大丈夫かau?

代理店にも契約書の控えが残るので、それを見れば暗証番号はわかります。
しかし、それは紙束です。盗むとすぐわかります。

au自身はコンピュータ上でデータを管理しているわけで、盗み出すのは簡単そうだもんなあ。

auの契約情報が漏れているから、詐欺に必要な「名前」「住所」「自宅電話番号」「ケータイ番号」「生年月日」「ケータイ暗証番号」もわかったとか…!?

au情報漏洩○○万件!とか、今後ニュースになるんじゃないかと心配になりました。


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とりあえず父は暗証番号を変えたそうです。
当然ですね。

いま、ケータイ番号も変えることも検討しています。

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2004.08.26

実体験!オレオレ詐欺の手口その5

そんなわけでオレオレ詐欺の手口大公開その5です。
 ※先に「その1」「その2」「その3」「その4」をお読みくださいね。


その4でオレオレ詐欺と発覚し事なきを得たんですが、夜、出先から帰ってきたらいくつか新事実がわかりました。
その新事実を紹介しますね。


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◆新事実その1 県下の被害状況

わしが出先から帰ったとたんに、母が言いました。

「今日は県下で数件のオレオレ詐欺があって総額500万円の被害が出たってニュースで言ってたよ。同じグループじゃないのかな。 アンタダマされなくて良かったね」との事。

手口もニセ警察官が電話をかけてきて示談金を振り込ませるというもの。
わしの住むアイ市では被害者は出てなかったようですが。

さらにネットで調べてみると、今日1日で総額700万の被害、さらに200万の未遂が1件とのデータも出てました。
他にも県下でのオレオレ詐欺は、7月下旬までに未遂も含めて150件発生し被害総額は7000万に上るという記事もありました。

泣きじゃくる息子が電話口に出るという手口もあるようで、本城と山中のグループとは違うグループも暗躍してるようです。
こんな田舎の県でもオレオレ詐欺が多数発生しており、被害もたくさん出ているということに驚きました。

今まではどうして引っ掛かるんだろうとか思っていましたが、実際自分が経験するとその恐ろしさがよくわかりました。


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◆新事実その2 父のケータイ不通について

そのニュースを聞いた後、ようやく父とご対面。
父は「なんだか迷惑かけたみたいだねえ(* ̄m ̄)」なんて言ってました。
ゆっくり話してみると驚くべき事がわかりました。

まず、父に連絡を取ろうとして電話をかけても留守電センターに繋がってしまった件。
メールを送っても返事もこなかったのはなぜなのか?

それは、父がゴルフをしている最中にケータイに不審な電話がかかってきたからなんだそうです。

時間は12時23分頃と着信履歴に残ってますので、ちょうど わしが山中と通話しながら泣いていた頃です。

通話の内容はこんな感じ。


 ※ゴルフ中に父のケータイが鳴る。ディスプレイは「非通知」。

父 「はい、もしもし鈴木ですが」

男 「おう、山下や! なんや、電話かけてきて」

 ※やくざ風の口調だったそうです

父 「は? どちらの山下さんですか? 私は電話かけてませんが?」

山下 「○○組の山下や。何言うとんのや、おまえの番号がわしのケータイに残っとたきぃわしがかけとんのじゃろが」

父 「(なんだこいつ? 知らんぞ??) …いや私かけてませんが?」

山下 「かけてなかったら、わしがおまえにかけられるかボケ!」

父 「(確かにそうだけど、かけてないし…) …いや私かけてませんし、山下さんも知りませんよ」

山下 「知らんわけあるかボケ! 用件を言わんか」

 ※以下、繰り返し


とまあ、こんな感じの押し問答がしばらく続いたそうです。父は面倒くさくなって電話を切ったそうです。
しかし、すぐにまたかかってきて「何切ッとるんじゃボケ!」となるんだそうです。
一緒に廻っていた友人から「電源切れば?」とアドバイスされ、父は電源を切ったそうです。

これが犯人グループの手口なんですな。
こうして巧みに父のケータイの電源を落とさせて、家族から連絡が取れないようにしたって寸法です。
父の個人情報は、「名前」「自宅住所」「自宅電話番号」に加えて「ケータイ番号」も漏れてたというわけです。
まあ社会人で仕事している以上しょうがない部分ですね。

ちなみに父と一緒に廻っていた友人二人のケータイに電話が通じなかったのは、たまたまだそうです。
単にタイミングが悪かったんですな。


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◆新事実その3 さらに…!

ところがそれだけでは終わらず、ゴルフが終わった後、ケータイの電源を入れてみると父のケータイは調子がおかしくなっていました。
発着信が出来ないというのです。

わしが調べてみて判明。

父のケータイに電話をかけると、「この電話はお客様の『ご希望』により通話が出来なくなっております」とアナウンスが流れます。

Σ(@ ̄□ ̄@;)!!

止められとるやんけ!

なるほど電源を落とさせたその隙に、犯人グループは父になりすましてサービスセンターに電話をかけ、「名前」と「住所」と「生年月日」で利用一時停止を申し込んだ模様です。

なんてかしこいんだ!
そして、父の個人情報はそんなところ(生年月日)まで漏れているのか、と驚きました

利用停止されているのがわかったのは夜だったので、明日父にサービスセンターに電話をかけてもらって、利用再開を申し込んでもらう予定です。

 ※実際はこの翌日、さらに新事実が出てきます。


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◆まとめ

いやはや、まさか電源を落とさせるだけではなく、利用一時停止までするとは本当に驚きました。なんて巧妙なんでしょうか。
オレオレ詐欺の場合、ターゲットの電源を落とさせるというのは聞いたことありましたが、まさか利用停止までするとは想像以上でした。

オレオレ詐欺ってホントに怖いですね。
自分がダマされるまでは、はっきり言ってナメてました。


しかし、この巧妙さと犯人グループの演技力と演出力、はっきり言って手口を知らなければ誰だってダマされますよ?

なかなか体験できないことを実体験したので、いかに巧妙な手口かを絶対紹介せねばと思い、恥を忍んで公開した次第です。
新聞やニュースでこんな巧妙な手口とは報道されていないですからね。

今回は、わしの心情も織り交ぜながら、人がいかにしてダマされていくかを綴ってみました。


みなさんの防犯に少しでもお役に立てれば幸いです(o^∇^o)ノ

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実体験!オレオレ詐欺の手口その4

そんなわけでオレオレ詐欺の手口大公開その4です。
 ※先に「その1」「その2」「その3」をお読みくださいね。

ではさっそく、その4「解決編」です。(長文注意)


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◆解決編

その3で、ニセ警官・本城に誘導され、ついにお金を振り込む決心をしたわし。
準備は万端、銀行に向かって出発です。
迅速に入金して、拘束された父を救わなければなりません。

と、その前に、母が帰ってきたときの為に置き手紙を書く必要があります。
父が人身事故を起こしたなんて、どんな風に書いたらショックが少ないかなと思いつつ、台所の障子を開けると、その先にある玄関でクツを脱ぐ母の姿がそこに!

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
おかん、帰ってきた~~~~!!

わし 「お帰り!!!! 待ってたんだよ!!」

母 「何? どーしたの? どっか行くの?」

わし 「(あ、ショッキングな内容だから落ち着いて聞いてもらわないと…) とりあえず、ここ座って! 落ち着いて聞いて」

母 「???」

わし 「いい? 落ち着いて聞いてよ。 おとんが人身事故起こしたって!」

母 「何ですって!Σ(@ ̄□ ̄@;)!! どこでね!!?? 怪我はないのね!!??」

わし 「怪我はないけど、妊婦さんに怪我させたって! とにかくすぐに示談金を振り込まないと警察に拘束されてるらしい。 場所はK市だって。 2車線の車道を走っていて接触事故起こしたって警察から電話が…」

母 「…ちょっと待ちなさい、K市って、アンタ、父さんはゴルフに行ってるんだよ?  今流行ってるオレオレ詐欺じゃないの?」

わし 「だからゴルフに行ってる最中で事故ったんだって! 警察からの電話で名前も純太郎さんって呼んでたんだって! (ニセおとんが泣きながらオレオレ!なんて言ってなかったし、だいたいこのわしがオレオレ詐欺にダマされるはずないでしょーが!)」

母 「だってゴルフはアイゴルフクラブのはずだよ?? 父さんに電話はしたの? 父さんの名前は流出してるでしょ? 架空請求の葉書が何通も届いてるの知ってるでしょ?」

 ※母も事故と聞いて焦ってはいますが、冷静な意見を述べます。そして、アイゴルフクラブといえば、わしの住むアイ市の中にあるゴルフクラブです。

わし 「Σ(@ ̄□ ̄@;)??? え? アイゴルフクラブなの??  (???  ……そういえば、そうだ。 架空請求の葉書きてるし、名前を呼ぶのは誰でも出来るんだ! そうだよ! まだ、おとんに電話確認してないじゃん! …てことは何か? ひょっとして事故してない可能性があるのか!?)   そうか! 言われてみればそうだわ! まだ電話もしてなかったわ!」

母 「とにかく確認してご覧なさい!」

そんなわけで、あわてて父のケータイに電話をしてみました。
しかし繋がりません。
auお留守番サービスに繋がってしまいます。

ゴルフ中に電源を切ることはないのに、どうしたことでしょうか。
オレオレ詐欺の場合、ターゲットのケータイはあの手この手で電源を落とさせるという話も頭をよぎります。
とりあえず「至急連絡されたし」とメールを打ちました。

また、一緒に廻っているメンバーがわかってますので、そちらにかけてみました。
ところが、一緒に廻ってるはずの2人のケータイにもかかりません。
これはいったいどうしたことでしょう。
まさかやっぱり事故っていて一緒に警察で事情聴取中とかなのでしょうか?

母は、「アイゴルフクラブのハズだったけど…。K市まで行くはずないんだけど…」と悩んだまま固まっています。

そこで、わしはアイゴルフクラブに電話しました。

受付 「はい。アイゴルフクラブです」

わし 「あの、私、鈴木と申しますが、今日そちらで父の純太郎が廻ってるハズなんですが受付はしてますでしょうか?」

受付 「あ、鈴木純太郎様ですね? 先ほど受付されてもう廻ってらっしゃいますよ」


わし 「Σ(@ ̄□ ̄@;)!!」


おとん、イタ━━━━━━\(^▽^)/━━━━━━ !!!!!
おとん、事故起こしてなかったよ~~! イヤッハ~~!

怪我もしてないし、妊婦さんを怪我させてもいなかったよ~~!!

やった~~~~!!! 死にそうな妊婦さんはいなかった~~~!!!!
∩(´∀`∩)ワショーイ∩(´∀`)∩ワショーイ(∩´∀`)∩ワショーイ


母 「ほら、ごらん。おかしいと思ったわ」

わし 「………ショボーン(´・ω・`) わしだまされたのね…」


そんなわけで、ギリギリセーフで入金を免れましたヽ(´▽`)ノ
母も私も一安心です。

ちょっとタイミングが悪ければ、わしは銀行に走っていたわけで、非常に危険な状態だったのです。
たまたま母が帰ってきたから良かったものの、母に会わなければ わしは銀行の「ATM」で振り込むつもりでしたから、行員に止められることもなく振り込みを完了していたことでしょう。

母にオレオレ詐欺じゃないのかと指摘されても、最初はそう思わなかったのですから、わしのダマされ具合も相当です。
9割方オレオレ詐欺は成功していたといえましょう。
最後の最後の入金で事なきを得たわけです。
良かった良かった。
山中との通話中に泣くだけですんで良かった。
入金してたら悔しさで泣いていたことでしょう。


ちなみに、父がゴルフクラブにいるというのがわかった時点で、わしが感じたのは、「流産しそうな妊婦さんは架空の話だった、そんな不幸な人を父は作ってなかった」という安堵感でした。
とにかく、人の生死に関わる事故を起こしていなかったというので、オレオレ詐欺にだまされたという怒りなどは全くなく、架空の話で良かったと本気でホッとしたのです。

 ※その直後に考えたのは、サイトに書く格好の美味しいネタが出来た、でした(* ̄m ̄)プッ


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◆通報

その後すぐに最寄りのアイ警察署に電話をかけ、今現在リアルタイムでオレオレ詐欺の被害に遭っていることを説明しました。
何らかの措置や対処方法を教えてくれるかと考えてのことです。
ひょっとしたらすぐに逆探知とかで犯人を捕まえてくれるかもしれませんしね。

しかし、電話に出た警察の方の素っ気ないこと。
「もうバレたからかけてくるな、とでも言ってください」とアドバイスされたのみ。
「それは有力な情報をありがとう! さっそく犯人を捕まえよう!」なんて、そんな前向きな話は全くありませんでした。
しょうがないので、犯人に繋がるケータイの番号と、わしの名前と住所と電話番号を伝えて切りました。


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◆4本目の電話 ニセ警察官:本城

警察への通報が終わった後に、また「ヒツウチ」で自宅の電話が鳴りました。
わしが銀行に向かうと言ってから15分が過ぎたので、本城から催促がきたのです。
どう対応しようか考えながら電話に出るわし。

わし 「はい、鈴木です」

本城 「本城です。銀行には着きましたか?」

わし 「あ、えーと、あの道が混んでいてもうちょっとかかりそうです」

本城 「先ほども申しましたが急がなければ…」

わし 「はいわかってます。あと15分ほどで着くと思いますので、待っていてください」

本城 「はい、着いたら連絡してください」

わし 「わかりました」

 ※通話終了


とりあえず時間を稼ごうと思って「渋滞してる」なんて言ってしまったわしですが、よく考えてみると自宅の電話にかかってきているのに、銀行に着いていないわけが「渋滞しているから」ってのはおかしな話でした。
母と二人で笑ってしまいました。

次かかってきたら「父の運転していたセルシオは無事ですか?」とか聞いてみようとか冗談を言ってました。

 ※父の車はセルシオではないので、返答次第で犯人グループがどこまでの情報を持っているのかわかると思ったのです。


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◆警察からの電話

5分ほどすると警察から電話が。
下4桁が0110になっている番号です。(「ひゃくとーばん」ですね)

わし 「はい、鈴木です」

警察 「ああ、さっきの方ですね。 アイ警察署の○○です。 先ほど教えていただいた番号にかけてみましたよ。 電話には出ないですね。 おそらく番号が0110と警察の番号が表示されたので出ないのでしょう。 これでもう詐欺がばれたと気づいたはずですので、かかってくることはないと思いますよ」

わし 「ああ、そうですか。わかりました。ありがとうございました」

警察 「では」


結局、警察は本城のケータイに電話をしてくれたようでした。
また警察からの電話は「ヒツウチ」ではなく、下4桁が0110になっている事を学びました。
これを知っていれば、最初の本城からの電話を疑うことが出来たのに…。


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◆5本目(最後)の電話 ニセ警察官:本城

解決したと思って昼飯を食べ始めた頃、また「ヒツウチ」でかかってきました。
さっきの本城との会話の15分後です。
どうやら本城のようです。
しかしすでに、わしは面倒くさくなってました。
相手をするのも面倒です。

わし 「はい、鈴木です」

本城 「本城です」

わし 「あ、もうバレてるからかけてこなくていいですよ」

本城 「……」

ツーツーツー。

電話は切れてしまいました(* ̄m ̄)プッ


ここにおいて、ようやく本気で、「ああ詐欺だったんだな」と安心できました。
何しろ父と直接連絡が取れたわけではないのでまだちょっと不安だったのです。

それから母と昼飯を食べましたが二人ともあまり食が進みませんでした。
精神的に疲れたせいです。
父もメールを読んでないのか、電話をしてきませんし…。

まあ、とにかく入金は免れたし、事故は起きてないわけで、良かったです。
これで解決ですヽ(´▽`)ノ


そうして、夕方になって、わしは安心してバドのサークルに行ったのでした。


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◆が、しかし…

だがしかし、話はこれで終わらなかったのです。
夜、バドのサークルから帰ったわしが知った隠された新事実とは!?

まて次号!

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実体験!オレオレ詐欺の手口その3

そんなわけでオレオレ詐欺の手口大公開その3です。
 ※先に「その1」と「その2」をお読みくださいね。


その2で、被害者役の山中との通話が終わり、大いに泣いたわしですが、気を取り直して、すぐに警官役の本城に電話をしなければなりません。
番号は、その1で聞いていた090-9293-●●●●です。

ここでちょっと記憶があやふやなのですが、この番号にかけたとき本城が出たのか、それとも留守電になったのでいったん切って、その後本城から自宅の電話宛にかかってきたのかを忘れてしまいました。

どっちだったかなあ??

とにかく上記の番号はそのとき確かに「生きてる」番号でした。


では、入金に至るクライマックスの電話をお楽しみください。

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◆3本目の電話 ニセ警察官:本城

時刻は12時20分過ぎぐらいになっていたでしょうか、本城と再び話します。

本城 「本城です。話はまとまりましたか」

わし 「いえ、入院費の説明は受けたんですが、手術が始まるということで話の途中で電話が切れてしまいました…」

本城 「…そうですか。先ほど説明しましたとおり、現場検証が終わるまでに仮示談をしなければ刑事裁判になるんですが…」

わし 「…はい。…どうしたらいいんでしょうか…」

本城 「当人同士で仮示談さえまとまれば、物損事故として処理できるんですが困りましたね……。」

わし 「……」

本城 「示談金の話はされたんですよね」

わし 「示談金というか、入院費はききました」

本城 「仮示談しないといけないですね」

わし 「その仮示談というのが正直よくわからないのですが、入金するということですか? 全額はとても無理です。 私が家計を見ているわけではないので」

本城 「そうですね…。 …私は警察官なんで示談にはかかわれませんし、金額もわかりませんが、仮示談となるといくらか入金するんじゃないでしょうか…?」

わし 「(そんなこと言わずに教えてくれよ~~) …それは一部でもいいということですか?」

本城 「私は警察官なんで示談にはかかわれませんし、金額もわかりませんが…」

わし 「(同じ事ばっかり言ってるんじゃないよ!) …どのくらい入れるんでしょうか…。今日でなければ全額払う気はあるし、示談にしたいんです!(つД`)」

本城 「示談にしたい気持ちはあるということですよね…。ただ今回は短時間での仮示談をまとめなければいけませんしね…。 …金額はわかりませんが、出来るだけ入金するんじゃないでしょうか?」

わし 「(金額が見当もつかないって言ってるんだよ!相場がいくらなのか教えろよ!)
 …出来る限りっていくらぐらい…(つД`)」

本城 「…いくらぐらい払えそうなんですか?」

わし 「(あ~も~、いくらっていうのがベストな金額なんだろう…。全額払うって言う気があるという誠意を先方に示すには半端な金額じゃだめそうだし…) …全然相場がわからないんですが、短時間では50万ぐらいしか用意できないです…」

本城 「……では、その金額を振り込むんじゃないでしょうか」

わし 「(安すぎるって言わないな…。この程度でいいのかな) …電話が切れたので口座がわかりませんし…(ああ、でももうダメだ…。 きっと時間がない。 おとんは前科者になっちゃうんだ)」

本城 「口座は、山中さんの家族の方に警察の方で聞いてみましょう。 無線で私に連絡はいるように出来ますし。 時間がないんですから、とりあえず現金を用意されて銀行に向かわれた方がよいんじゃないかと思います」

わし 「(なるほど!警察で少しはフォローしてくれるのか!) …はい。それでお願いします(;∀⊂)」

本城 「では別の者に口座は調べさせて私に連絡が入るようにします。 鈴木さんはすぐに銀行に向かわれてください。 とにかく時間がありませんから」

わし 「はい」

本城 「銀行までは何分ぐらいかかりますか?」

わし 「(そんなに急がせるなよ! ああ、母に相談してからの方がいい気がするんだが… 帰ってこないし…) …ええと、15分か20分くらいでしょうか?」

本城 「では12時50分頃には銀行に着くんですね? ケータイはお持ちですか?」

わし 「(なるほど、銀行に着いてから口座をケータイで聞けばいいわけか) …はい持ってます。番号は070-○○○○-○○○○です。(京ぽん電波入るかな~)」

本城 「....φ(._. )メモメモ はい。では銀行に着き次第 私のケータイに連絡ください。口座の方は調べておきますので。 入金されることは病院に付き添っている刑事の方から山中さんのご主人に伝えますのでそれで仮示談になると思います」

わし 「(なるほど、正式な示談交渉は後日だが、少し入金することで刑事告訴だけ取り下げてもらうんだな。なんとかなりそうだ!) …わかりました」

本城 「では、急いでください」

わし 「…はい。すみませんお世話になりますがよろしくお願いします」

本城 「では」

わし 「はい」


 ※電話切れる。こうして巧みに誘導され、入金する羽目になっていました。


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これが3本目の電話です。ここだけ読むとつっこみどころ満載って感じなんですけど、1本目2本目で心を揺さぶられているので、かなり正常な判断が出来なくなっており、もう完全に入金する気満々です。

ただ、母に「父が事故を起こした」報告だけはせねばという気があったので、出かける前に、スポーツジムに電話をかけました。
予想通り母はスポーツジムに行っていたのですが、数分前に帰宅したとのこと。
まだ帰ってこないということは、帰り道で昼食の買い物をしているようです。
母はケータイを持っていないため、連絡は出来ません。

結局、自分で判断し、「定期貯金崩し+クレジットカードでキャッシング」で50万ぐらい作って入金することにしました。
着替えて、財布とカードを用意し、電話のやりとりをメモした紙を握りしめ、本城へ連絡するための京ぽんを持って、いざ出発です。

その前に、母が帰ってきたときのために置き手紙を書かなければと思いながら玄関に向かいました。


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さあいよいよここが正念場!
このまま純水は犯人にお金を振り込んでしまうのか!?
それとも奇跡が起こって詐欺に気がつくのか!?

まて次号!!

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実体験!オレオレ詐欺の手口その2

そんなわけでオレオレ詐欺の手口大公開その2です。
 ※まずは「その1」をお読みくださいね。


さあ、最初の詐欺師「警察官(刑事?)役の本城」との通話が終わり、次に詐欺師「被害者役の山中」との通話です。
山中からの電話は、本城からの電話の後、1分もせずかかってきました。
もちろん「ヒツウチ」です。


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◆2本目の電話 被害者役:山中

わし 「はい、鈴木です」

山中 「……もしもし」

 ※暗く沈み、怒りを押し殺したような声です。背後では病院の院内放送のような音がかすかに聞こえます。

わし 「(うわ~、こえ~~。とりあえず謝らにゃあ…) あの、このたびは…」

山中 「はい、警察の方からお電話するように言われてかけたんですが…」

わし 「すみませんでした!ホントにすんません!(ノД`) あの、えと、息子です。 今回はあの、ホントにホントにすみません。父の不注意でこんな…」

 ※いかに謝罪して良いものかわからず、とにかくすみませんしか言えません。

山中 「……はい。……はい。……警察からのお話ですと仮示談をと…?」

 ※ゆっくり、一言一言噛みしめるような口ぶりです。

わし 「はい。あの示談を…」

山中 「…先ほど妻が意識を取り戻しまして。私は刑事告訴するつもりだったんですが、妻が言うんです(--) 『向こうも悪気があった訳じゃないんだからあんまり責めないであげてね』って」

わし 「……はい。…はい。・゚・(ノД`)・゚・。。」

 ※もう申し訳ない気持ちでいっぱいになり、涙があふれてくるわし。

山中 「妻は妊娠してたんです。その妻が『責めないで』って…」

わし 「うう、すんません。・゚・(ノД`)・゚・。 ホントにすんません。・゚・(ノД`)・゚・。」

 ※もう、わし号泣。泣きながら声にならない声で詫びます。

山中 「…示談となりますと、さしあたっては病院の費用になると思うんです…」

わし 「(そらそーですな。病院の費用を払うだけで母子ともに助かるなら家族総出で払うよ。・゚・(ノД`)・゚・。) …はい、そうですね。・゚・(ノД`)・゚・。 」

山中 「費用のお話をしても良いですか?」

わし 「…はい」

山中 「…病院の先生に聞いたところでは、緊急での帝王切開になるので、入院が1ヶ月になるんだそうです。入院費が1日13,000円かかるので39万円です。 …それから妻は靱帯損傷もしているらしいので、その治療費とリハビリで150万だそうです。 …それから病院の先生にアドバイスされたのですが、こういった交通事故の場合、後遺症が出る可能性があるので入院補償費を預かった方がいいらしいんです。 …これが200万です。 1ヶ月入院してみて、もし何か後遺症が出ればその200万の中から治療費に充てるそうです。 1ヶ月で何も出なければ200万はお返しします。 とりあえず入院はそれだけです」

わし 「…はい。 (このご主人も怪我してたはずだけど、この人の治療費も別途かかるんだよなあ。 金額聞いた方がいいのかな。 ていうか、支払いはするけど、すぐに払えないんだから仮示談ってのを早くしたいんだけど、どうするのかな…? まず今いる病院を聞かなきゃいけないのかな…?)

山中 「合計で…」

わし 「…389万ですね」

山中 「どうですか。いくらぐらい用意できそうですか?」

わし 「(ええ!? 今すぐ用意しろって言ってんの!?) …え、今すぐですか?」

山中 「はい」

わし 「あの、私が家計を預かってないので、すぐには…」

山中 「…そうですよね。うちもどうしてこんな事故に遭ってしまったのか…」

わし 「(。・゚・(ノД`)・゚・。 えとえと、自分だけでお金いくら用意できるっけ!? 貯金崩して、消費者金融にキャッシングしても389万も用意できねえよ! キイロイノ売るにしても時間がないよ~~。 おかん、はよ帰ってきてくれよ~~。・゚・(ノД`)・゚・。 うち全体でいくら貯金あるんや~~) …はい(つД`)」

山中 「…妻も初めての子供で喜んでたんです。実は…うちのは2回…流産を重ねていて……初めての……。・゚・(ノД`)・゚・。 初めて出来た子で……(つД`)(つД`)(つД`)」

 ※語りながら泣き出す山中

わし 「(流産した上での子かよΣ(@ ̄□ ̄@;)!! すんませんすんません。・゚・(ノД`)・゚・。」

 ※負けずに泣くわし。わしの知人に生まれてすぐの子供を亡くした親がいて一緒に泣いたことがあるので、その悲しさを思い出しました

山中 「(つД`)」

 ※そのとき、電話の向こうで山中に近づく何者かの声。電話口から山中が離れて何か話してる。しばらくして戻ってくる山中。

山中 「…妻の手術が始まるようです。示談の件は保留してください(つД`)」

わし 「(まずい!もう時間切れだ。示談とか全然まとまってないし、このままでは現場検証も終わって書類が作成されて検察庁に提出されておとんは刑事告訴されてしまう!)
 …はい」

山中 「…とにかく子供が先決です(つД`) すみませんが手術の成功を(つД`)、妻の無事を(つД`) 子供の無事を祈っていてください…。・゚・(ノД`)・゚・。 」

わし 「…はい(つД`) 祈ってます。祈ってます(つД`)(つД`) (祈って助かるんだったらいくらでも祈るよ!)」

山中 「…それでは失礼します。・゚・(ノД`)・゚・。」

わし 「…はい」

 ※電話切れる。結局示談交渉はできませんでした。わかったのはとりあえずの治療費の金額と、子供が3度目でようやく生まれそうだった子だったという事実。高まるプレッシャー。

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これが2本目の電話です。時間にして10分ぐらい話していたと思います。
山中の声は30~35ぐらいの声に聞こえました。
怒りを押し殺した声色から、だんだん妻を心配して泣き出す演技は素晴らしかったです。
申し訳なさと、その演技につられて、わしも泣きましたし。

この2本目の電話の中で、ようやく具体的な金額が出てきました。
ただ今すぐ払えとはっきりいうわけではありません。
あくまでもこちらに、今すぐ払う必要がありそうだと、悟らせるような話の展開でした。

電話の向こうでは、本城の時の警察無線同様、院内放送のような音声が流れていました。
山中の声の響き方も病院内の廊下の公衆電話って感じでした。
まあ、冷静に考えると公衆電話からの電話は「コウシュウ」と表示されるはずなので、おかしいんですけどね。

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さあ次回は、警官役の本城とお金の振り込みの話となります。
いよいよ詐欺もクライマックスです。

まて次号!

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実体験!オレオレ詐欺の手口その1

そんなわけで今日オレオレ詐欺に引っ掛かって本気で泣いた純水です。
マジです。実話です。貴重な体験です。
かの有名なオレオレ詐欺がわしをダマしたのです(^_T)

昨日まで「世の中でわしだけはオレオレ詐欺なんぞに引っ掛かるわけない、あんなのに引っ掛かるのはお人好しだけだ!」と自信を持っていましたが、赤子の手をひねるようにコロッとダマされました_| ̄|〇

さあ、でもその貴重な体験をネタにするよ、わしは!
その手口を余すところなく大公開だ!
今時のオレオレ詐欺がいかに巧妙で危険か、とくと見よ!
(激しく長文注意!)


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◆わしの家族と状況背景。

父 :鈴木純太郎(仮名)
留守:12時にプレー開始でゴルフ(どこのゴルフ場なのか、わしは知らない)
最近クルマを新調したばかりで、まだ運転に慣れてない。


留守:(どこに行ったかはわしは知らないが、たぶんスポーツジム。 ジムの場合、たいてい12時半頃帰宅する)

わし
一人で自宅で内職中。


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◆1本目の電話 ニセ警察官:本城

時刻は昼の12時前頃、自宅の電話が鳴りました。ディスプレイには「ヒツウチ」と出てたので、また証券会社とか化粧品とかのセールスかな? ひょっとしてオレオレ詐欺? ひっかかるわけないよーん(* ̄m ̄)プッ とか思いつつ電話に出ました。

わし 「はい、鈴木です」

男 「…あ、もしもし、鈴木純太郎さんのお宅でしょうか?」

 ※電話の向こうの背後ではざわざわと話し声が聞こえる

わし 「(なんか後ろうるさいなあ。純太郎って言ってるしセールスかな?) …そうですけど?」

男 「あ、私、K県警察署の本城と申しますが純太郎さんのご家族の方ですか?」

わし 「(は?警察?なんで警察? あ、警察だからヒツウチなのか 警察だからうしろでざわざわ言ってるのか) …はい、息子ですが何か?」

本城 「実はあの、お父さんの純太郎さんがですね、事故を起こされましてご連絡したんですが…」

わし 「(ガ━━(゚Д゚;)━━ン! ま、まじで!!?? 昨日確か、明日はゴルフに行くぞーって言ってたから、その途中で慣れないクルマで事故ったんか、おとん! まさか死んじゃいないないだろうな!? 警察から電話だから、もしものこともあり得る! 落ち着けわし! 落ち着いてメモをとれ!) ええ!!? ちょっと待ってください!メモをとります!」

 ※メモ用紙を用意

わし 「ど、どうぞ(((( ;゚Д゚)))ガクガク」

本城 「はい。えーと今日純太郎さんが運転される車が接触事故を起こされました。K市の交差点で右折車線を直進で走っていた車に、純太郎さんが運転される車が車線変更しようとして接触した模様です」

わし 「(うわああ、状況はよくわからんけど事故だああ! 新車なのに事故したんや!) …はい」

本城 「純太郎さんは右手を軽く怪我をされたようですが命に別状はありません」

わし 「(良かった!おとんは生きてる!(ノД`)) …はい。無事なんですね!」

本城 「純太郎さんは無事ですが、被害者の車には山中さんというご夫婦が乗っておられまして、ご主人の方は軽い打ち身です」

わし 「(ああ怪我させてしまったのか…。病院に菓子折持って行かなきゃ!) …はい」

本城 「奥様の方は妊娠9ヶ月ということで妊婦さんでして、意識不明の状態です」

わし 「∑(゚Д゚;)ええええええ!!! (奥さんが助手席に乗ってるところに左から接触すれば、確かにご主人より奥さんの怪我の方が重傷になるな…)」

本城 「流産の危険があるということで救急車で搬送中です」

わし 「流産ですか!(((( ;゚Д゚)))ガクガク (まさかまさかまさか母子死亡とかになっちゃうの? 生まれてきてもいない命が失われることになるの?? 幸せな家庭がうちのおとんのせいで崩壊???? 。・゚・(ノД`)・゚・。どないすんねええええん。病院はどこや!? すぐわしも病院行かな!) (((( ;゚Д゚)))ガクガク 」

本城 「ということですので、人身事故ということで第一被疑者の純太郎さんは一時身柄を拘束されました。このまま現場検証が終わり次第、示談が成立しなければ、書類が作成されて、検察庁へ提出され、刑事告訴となります」

わし 「(なんですと! 母子死亡の上、おとんは前科者になるのか??(ノД`) そーだ、場所、場所はどこだ!) …えええと、場所はどこなんでしょうか?事故の現場は?」

本城 「K市になります。K市のK交差点付近です」

わし 「(K市? K市ってうちから60㎞ぐらい遠いやんけ。今日のゴルフは遠いゴルフ場だったんだなあ。でももっと遠くまで行くことあるしなあ。 でも遠いなあ。すぐに現場に行けない…) …そうですか、K市のK交差点付近ですね....φ(._. )メモメモ 」

 ※こんなやりとりの間も本城の後ろではずっと警察無線っぽい音が流れ続けてる

本城 「あ、ちょっと待ってください。あ、すみません、ちょっとすみません」

 ※といって、受話器はあげたまま無線の相手と何か話し出す本城。別の事件の事か、この事故に関わることかは不明だが、無線の相手と何かしらのやりとりする様子が遠くに聞こえてます。「私は○○ではない。○○は私の上司です」とか話してます。実に警官(刑事?)っぽい感じ。わしはその間、確認しておくべき事は何かを必死に考えてました。
1分ぐらいして本城が電話に出ます。

本城 「…すみませんでした、本部から無線が入ったもので。救急車の様子などは常にこちらに連絡がありますので…。」

わし 「はい」

本城 「はい。では先ほどの続きですが、純太郎さんはこのままですと刑事告訴となります。自宅に帰ることはできません。ですが今から書類ができあがるまでの間に、示談が成立すれば人身事故ではなく、単なる物損事故として処理しますので、純太郎さんはご自宅に帰れます。」

わし 「(示談か!なるほど…。でも流産するような事故の示談ってどうりゃいいんだ? 車の事故は保険会社が間にはいるんちゃうんけ? まずはおとんの保険会社に連絡するんか??) …はい。どうすればいいんでしょうか」

本城 「現在純太郎さんは身柄を確保されておりますので示談交渉はできない状態です。そこでご家族の方に示談の代表代理人になっていただくという形があります。もしも現場検証が終わるまでの間に、代表代理人の方と、被害者の方の間で示談が成立すれば、刑事告訴にはならず純太郎さんは帰れることになります。間に合わなければ、刑事告訴で立件です」

わし 「(現場検証なんかすぐ終わるやろーもん!時間ないやんけ!どうすりゃいいんじゃ。・゚・(ノД`)・゚・。 つまり保険会社を通す前にとりあえず示談の申し込みをするって事なのか?) …はい、はい」

 ※また無線が入り、電話中断。無線に向かって返事をする本城

本城 「救急車から連絡がはいりました。奥さんの意識はあるそうです。破水が始まったので今から病院に搬送され帝王切開の手術になるそうです」

わし 「(破水きたよ∑(゚Д゚;) やっぱり帝王切開だ! でもまだ9ヶ月だって言ってた。子供無事に生まれるんだろうか…(((( ;゚Д゚)))ガクガク ) …えとえと、病院はどこですか?」

本城 「奥さんが通院されていた病院がK市民病院だそうですので、そちらになると思います」

わし 「(K市民病院って言ったら大きな方のK市の病院だろ? ここからだと80㎞あるぞ。
今自宅におかんがいないみたいだが、ジムに行ってるのか? ここからジムに行っておかん拾って菓子折買って病院行って示談交渉するのか!? とても間にあわねえよ! 現場検証が終わるまでに示談交渉なんてできねえよ!! どうすりゃいいんんじゃ、おとんが前科者になっちまう。・゚・(ノД`)・゚・。) …はい」

本城 「で、息子さんは示談の代表代理人になっていただけますか? 早く示談交渉を進めないと、時間がありません。 示談の意志があるということなら被害者のご主人に鈴木さん宅へ電話をかけていただくのですが。 息子さん、代理人になれますか?」

わし 「(示談交渉なんかやったことねえよ。・゚・(ノД`)・゚・。 でも今うち誰もいねえよ) …はい」

本城 「では鈴木さんは示談を希望されているということを、山中さんに同行している警官から伝えさせます。あ、お父さんは会社には連絡をされてます。物損事故ということで報告はしてあるとのことでした。示談は息子に、いや、ご家族に交渉を任せると仰ってましたよ」

わし 「(…おとん、会社には連絡したんか。早いな。物損事故って言ったという事は会社には迷惑かけたくないって事か…なるほど。 しかし「息子」に任せるって言い方は変じゃないか? 「息子さん」じゃないのか? ああ刑事さんが言い間違えただけか…。 刑事さんも緊張してるんだな) …はい」

本城 「では鈴木さんのお電話番号を山中さんに教えますがよろしいですか? すぐに山中さんから電話があると思いますので、息子さんが示談交渉されてください」

わし 「(示談交渉…。電話で?? どうやったらいいんだろう…。 ネットで検索してみようかな…。 そーだ事故の状況を確認しておいた方がいいな) …はい。 あの、もう一度事故の状況を教えてください」

本城 「はい。まず同じ進行方向に向かって、山中さんが右折車線、純太郎さんがその左隣の直進車線を走っていまして、純太郎さんが右の車線に車線変更しようとして、不注意で接触事故になったということです。ここは車線変更禁止の道路ですので、純太郎さんの10vs0の過失となりました。そこで業務過失傷害で立件されることになります。場所は、K市です。ちょっと目印がない交差点なんで説明しづらいんですが…。うまい目印がありましたらまたご連絡差し上げますので」

わし 「(病院に行くことになるんだから事故現場はもういいや) …わかりました」

本城 「では私は電話を切りますので、山中さんからのお電話をお待ちください」

わし 「あ、山中さんとの話が終わった後はどうすればいいんでしょうか?」

本城 「ああそうですね、すみません忘れていました。え~、私のケータイ宛に連絡していただけますか? 番号は090-9293-●●●●です。名前は本城です」

わし 「....φ(._. )メモメモ …わかりました。」

本城 「では山中さんからのお電話をお待ちください」

わし 「父によろしくお伝えください。ホントにすみません(´・人・`) 」

 ※電話切れる。わしの緊張はピークに。母はまだ帰ってきません…。


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これが1本目の電話です。時間にして30分弱話していたと思います。
本城の声は30~40ぐらいの声に聞こえました。実際はもっと若いのかもしれません。
20そこそこでも落ち着いて話せば出る声かも…。

この1本目の電話の中ではお金を払えという内容はまったく出てきていません。
単に状況を説明するだけです。

わしは、父の身柄が拘束されたということを信用してしまったため、父に確認の電話をかけようという考えも浮かびませんでした。
電話の最初に、父の名前を出され、警察だと名乗られ、事故だと心を揺さぶられた時点で、あっさり信用してしまいました。
電話の向こうからずーっと聞こえている警察無線もリアリティを高めてました。

あ、会話中の最後に出てくる電話番号はホンモノです。
詐欺師の番号なので容赦なく公開します(^^)

電話をかけたら生きてる「詐欺師:本城」に繋がることでしょう。
もちろんもう解約してるかもしれません。


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さて、次回は、事故の被害者役である山中との電話になります。

まて次号!

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2004.08.25

週刊ココログガイドに紹介決定

そんなわけでわしが管理するブログ「テレフォンショッキング」が週刊ココログガイドに紹介されることになりました。
さっきココログ事務局からメールが来ましたよ。
∩(´∀`∩)ワショーイ∩(´∀`)∩ワショーイ(∩´∀`)∩ワショーイ

やっぱニッチなテーマでコツコツ更新すると紹介されやすいですね。
予想通りでした。
Filtrationは、よろずサイト紹介&ニュース紹介&くだらない日記という いかにもサイト閲覧者が固定化しにくいブログですけど、テレフォンショッキングの方は一部の方に非常に有効ですしね。
芸能人の名前の羅列なので検索サイトにもひっかかりやすく、実際、毎日のアクセス数もけっこうあります。

週刊ココログガイドに紹介されることでアクセス数が増え、プロフィール経由でのFiltrationへの訪問が増えるかもしれないな~。

ちなみに、掲載予定日は8月30日だそうです。
当日のテレフォンショッキングのアクセス数が楽しみです(^▽^)

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中国の物流改革

■中国情報局:現代版万里の長城、高速道路網8万キロ計画スタート
■中国情報局:中国:国連も協力、現代版「シルクロード」構築へ

現代版の万里の長城とシルクロードだそうです。
物流がしっかり整備されると、今以上に経済も活性化するでしょうし、近代化も進むでしょうね。

日本の高速道路と同様、建設完了部分からどんどん開設されていくでしょうから、民族間の交流も進んで、「民度」もあがればいいなあと思います。


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パソコン買っちゃった

そんなわけでまたもPCを衝動買いしてしまった純水です。
そのセッティングに時間がかかっており、いっこうに記事をアップできません…。
この夏は書きたいネタがいっぱいたまってるのにな~。


さて、なぜPCを買ったかといいますと、仕事用なのです。
わしはPCを使った内職をしているのですが、メインで使っていたノートPCが不調過ぎて、業務がスムーズに進まないため内職専用機として買いました。
OS:XPHome、CPU:Celeron2.6GB、メモリ:768MB、HDD:80GB、6in1カードリーダ、DVD-ROMコンボドライブ、で6万円弱也。
コストパフォーマンスは良いと思うけど、正直言って、めちゃくちゃ財布に痛い金額です…。
来月ダイビング行けないかも…。
果たしてこの金額分、内職で稼げるのはいつの日か…。


ちなみに、これでわしが常時使うPCが3台になりました(メインのノート、内職用、家庭内サーバ)。
両親と妹もそれぞれ持ってるので、我が家は6台のPCが稼働することに。

なんだかひっじょーーにアレな感じ( ´_ゝ`)

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2004.08.22

平沢進 新企画:核P-MODEL

■ケイオスユニオンInformation: 「核P-MODEL」 1st ALBUM 発売決定!
■ケイオスユニオン

平沢さんの新しいプロジェクトが始まってました!
「核P-MODEL」だそうで、P-MODELとは別物とのこと。
以下、リリース&ライブ情報から引用

不可思議な物質(あるいは生物?)「アシュオン」にまつわる 大規模な人体実験として活動を続けたP-MODELは、その20年にも及ぶ実験レポートを既出「太陽系亞種音」の中に公開し、静かに「培養期」へと突入した。

2004年のある日、P-MODELの再編成を待たずして異変は起こった。
同じく「生物説」に基づき培養器の中で観察されていた「アシュオン」の、核とも呼べる中心部に突如生じた能動的活動パターン。
執拗に繰り返されるパターンに「意志」を見たヒラサワは、
その活動そのものを「核P-MODEL」と命名し、一人パターンの翻訳に没頭した。

かくしてここに、核P-MODELの翻訳アーカイブ「ビストロン」は誕生した。

ん~~、どんなんでしょな~。楽しみです。

アルバム「ビストロン」は10月発売、全国のCDショップで買えるらしいのでインディーズじゃないのかな?

さらに11月には東京でライブも決定!
行きたいな行きたいな行きたいな(以下256回繰り返し)

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