悦楽共犯者
そんなわけでジージョに面白いサイトを教えてもらいました。
Subservient Chicken(従順なニワトリ)というサイトです。
英語で命令を打ち込むと、画面上のニワトリがその通りの動作をします。
有名サイトの海外没ニュースで紹介されているのですでにご存じの方も多いと思います。
このニワトリ、アニメならかわいいだろうに、実写なんですよね(´Д`)
それも着ぐるみ。
オマケに映りも悪いので、かなり不気味です。
おかげで久しぶりに悦楽共犯者を思い出してしまいました。
悦楽共犯者っていうのは、チェコのアニメーション作家であるヤン・シュヴァンクマイエル監督の代表作です。
実写アニメーションの長編映画です。
アニメーションと言っても、コマ撮りで変な映像を作り出すと行った手法で、日本のアニメとは全然違うモノです。
この映画に件のニワトリみたいなのが出てくるんですね。
上のパッケージ写真にも写ってますよね。
実際の画面の印象もそっくりなんです。
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わしがこの映画を知ったのは数年前のNHKのBS放送だったでしょうか、目が離せない面白さにビックリしました。
テーマは「自慰」(゚∀゚)で、6人の男女がそれぞれの性癖の元、一風変わった自慰を追求するという話です。
うひょひょ。
でも全然エロくないので、そういうのを期待しちゃいけません。
セリフは一切無し。
ただし無声映画じゃなく、無口映画。
誰も会話をしないんですな。
いつ台詞があるんだろうと観ていたら、最初から最後まで誰も台詞は喋りませんでした。
(あ、ニュースキャスターが喋るシーンはあったかも)
で、ただひたすら無口な各登場人物が自慰の準備をする様子を追うのです。
台詞がないから画面から目が離せません。
じゃないと、彼らが何をしているのかわからないんですな。
まあ、あまりに性癖がヘンなので、理解できないんですけど。
登場人物達が入念に自慰の準備し、そして物語のクライマックスには……!!!
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ってな感じに気を持たせてみましたけど、あらすじを聞いた皆さんが面白そうと思うかどうかわかりません。
わしはホントに楽しめました。
じわじわ来る愉快さやおかしみがあります。
あまりにも強烈な印象を受けたこの映画、以前にDVD化されており たまたま1年前にワゴンセールでたたき売りしてあったのを見つけて、衝動買いしてしまいました。
まあ、買っただけでまだ観て無いんですけどね。
今回のニワトリで急に思い出して、この記事を書くために調べてみたら、今年に入ってトールケースで再販されてるようです。
興味を持たれた方は是非ご覧ください(o^∇^o)ノ
実に奇妙で面白いですよ。
ってか、他の作品もかなりDVD化されてるんですね…。
欲すぃ~な~。
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